設計 福一通信 採石場巡り part3 ~大谷石~

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採石場巡り part3 ~大谷石~

大谷石3

さてさて、これはどんな写真かといいますと、大谷石の地下採掘場の底、地下約50mから見上げた風景です。
スロープ状の足場がジグザグに架けられています。

栃木の採石場巡り。最後のクライマックスは、宇都宮の大谷石採掘場。
これまでは地上での露天掘りでしたが、今回は地下掘りの現場に潜入です!
別の場所で資料館として使われている地下採掘跡地がありますが、このように現役の地下採掘場を見学できるのは非常に珍しいということです。
本当に貴重な体験をさせていただきました。

言わずと知れた大谷石。
前回の深岩石同様に凝灰岩系の石で、耐火性があり比較的柔らく加工もしやすいことから、古くから建材としてもよく使われてきました。
ご近所を散歩すれば、大谷石の石塀など見かけるのではないかと思います。

大谷石2

上から覗くとこんな感じです。
高所恐怖症の方は足がすくんでしまうぐらいの高さですね。

大谷石5

この採掘場、縦方向に50mほど掘った後、横方向に掘り進めます。
これは横方向に掘り進んで採石しているところです。
採石方法ですが、今までの露天掘りと決定的に違うのは、垂直方向に切れ目を入れて切り出すというところ。
これを垣根掘りと言うそうです。
こんな洞窟のように薄暗く狭い空間での作業。非常に大変だということが容易に想像できます。

ちなみに、、、
地上から30~40mぐらいまでは売り物にならない層が続き、さらに深く掘ってようやくきれいな大谷石が採れるということです。

大谷石4

採掘場の底からこのようにワイヤーロープで吊るされ、地上へと運ばれます。
昔は1本1本、人間が背負って地上まで運んだそうです。
なんか拷問のようですね。。

ただ、報酬はもの凄く良かったようで、まだ手掘りだった昭和20年代頃は、当時の一般的な月給が2万円ぐらいだったのに対し、約10倍の20万円ぐらい貰えたそうです。
逆に言うと、それぐらいの報酬でなければやってられないぐらい大変な仕事だったということでしょうか?

大谷石1

地上へ戻ってきてほっと一息。
ちょっとだけあのチリ鉱山で閉じ込められた人たちの気持ちが分かったような気がしました。


設計 福一

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