設計 福一通信 採石場巡り part2 ~深岩石~

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採石場巡り part2 ~深岩石~

深岩石2

前回の芦野石に引き続き、今回は深岩石のリポートです。

那須から鹿沼まで移動しまして、深岩石の採石場へ。
またもそびえ立つ岩の壁に圧倒されましたが、先程の芦野石の採掘場より全体的に白っぽく、雪山にいるぐらいの眩しさでした。
深岩石は大谷石と見た目がとても良く似ていて、見分けがつかないぐらいでした。

深岩石1

深岩石は大谷石と同じ成分で凝灰岩系の石ですが、大谷石よりも硬く耐久性に優れているのが特徴です。
また、吸湿性や耐火性にも優れていることから、昔から蔵などの建築材料としても使われてきました。
もちろん塀や玄関廻りの敷石としてもよく使われています。

採石方法は芦野石の時とほぼ同じですが、ここでは大きな円形のカッターのような機械でまずは縦に切り込みを入れていきます。
意外と低速でじわじわ切り込んでいきます。
深岩石8

次に下部にくさびを一定の間隔で数本打ち込みます。
深岩石3

そして職人さん二人でリズムよく、カンカン♪とハンマーでくさびを打ち込んでいきます。
なかなか息の合った作業です。
深岩石4

最後に鉄の棒のようなもので石を起こすと、ポロッと地面から剥がれます。
深岩石5

青くなっている部分を青目といい、水分を含むとこのようにきれいなブルーになります。
乾くとだんだん白っぽくなりますが、濡らすとまた青っぽくなります。
ちなみに、白い部分は白目といい、青目より取れる量は少ないということです。
深岩石6

これは原石をきれいにして薄く加工したものです。厚さは3cmぐらいでしょうか?
大きさは前回芦野石の時にお話ししたサイズ通り、300×900mmです。
やはりこれが規格サイズなんですね。
深岩石7

もし600×900角などの大きいサイズの石が欲しい場合、不可能ではないですが、やはり切り出しの難しさなどでコストは何倍もかかるでしょうし、何より石屋さんとの人間関係やつき合いが大切になってきます。
現地に足を運び、そこで実際働いている人とコミュニケーションをとり信頼を深めていく中で、ある程度の無理も聞いてもらえたりするのではないでしょうか。

ただカタログを見て注文するだけでは、そのような関係は築けませんね。

このような産地に来て切り出されたきれいな石を間近に見ると、自分がこれから設計する建物でも是非使ってみたい!と思ってしまいます。


設計 福一

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