設計 福一通信 建物のバリアフリーについて

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建物のバリアフリーについて

さくら2

また久々の更新。。
満開の桜もすでに散って葉桜になっている中、気がつけばほぼ月イチペースの更新になっていましたね。反省・・・。


ところで、

バリアフリー、、、今やあたり前のように使われている言葉であり、実際さまざまな建物で高齢者や障害者などが利用しやすいように整備がなされています。

現在関わっている保育所の設計でも、もちろんバリアフリーに関する法律や条例の基準を満たさなければなりません。
特に保育所はその規模にかかわらず基準が適用されます。
今回設計している建物は木造2階建て、約300㎡程度の比較的小さな保育所ですが、いろいろな部分で対応しなければなりません。
そして、タダでは対応できないのでそれなりに費用もかかります。。

例えば、今回トイレにはオストメイト対応の水洗器具を設ける必要があります。
(オストメイトとは病気や事故によって排泄機能が損なわれ、腹部などに人工肛門や人工膀胱を備えている人のことをいいます。)
最初は保育所にオストメイト対応のトイレなんて・・・、特にこの程度の小さな建物には正直必要ないのでは?過剰な要求ではないか?と建て主も含め、同じような考えを持っていました。
予算も限られているので、できればもっと必要性の高いものにお金をかけたい、というのが建てる側にとって正直な意見だと思います。

しかし先日たまたまあるTV番組で、幼くして、というか産まれてすぐ排泄機能の働きが悪くオストメイトになった子どもの映像を見て、もしかしたらこの保育所でもオストメイト対応のトイレを必要とする子どもが将来いるかも?と思いました。ただ、可能性はかなり低いと思いますが・・・。

バリアフリーの法律や条例に基づいて、誰もが使いやすいように建物を整備するということは、単純に使用頻度だけで必要の有無を判断するのではなく、どこかに必要とする人がいる限りそれを排除してはいけない、という考えを持たなければいけないのでは、と改めて感じました。
当然費用もかかりますが、小規模でも保育所という公共性の高い施設であるため、社会的な役割を考えると多少の負担は仕方ないのかな?とも思います。

日々、いろいろな問題に向き合いながら設計を進めていかなくてはいけませんが、その都度いろいろと勉強になることが多いです。


設計 福一

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