設計 福一通信 建築・デザイン

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伊勢神宮参拝

伊勢神宮02

先日、いつも一緒に建築の勉強をしている家づくり学校の仲間達と伊勢神宮他、建築巡りの旅に行ってまいりました。

伊勢神宮は以前からずっと行きたいと思っていましたが、なかなか機会がなく、今回は念願叶っての初訪問でした。
また、来年は20年に一度の式年遷宮。今年は建て替えられる最後の年ということで、訪れた日にもいろいろと行事が行われていました。
上の写真もその一つ。白い人と青い人の行列がやってきましたが、何の行事なのかは不明。。


伊勢神宮01


伊勢神宮03



設計 福一
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採石場巡り part3 ~大谷石~

大谷石3

さてさて、これはどんな写真かといいますと、大谷石の地下採掘場の底、地下約50mから見上げた風景です。
スロープ状の足場がジグザグに架けられています。

栃木の採石場巡り。最後のクライマックスは、宇都宮の大谷石採掘場。
これまでは地上での露天掘りでしたが、今回は地下掘りの現場に潜入です!
別の場所で資料館として使われている地下採掘跡地がありますが、このように現役の地下採掘場を見学できるのは非常に珍しいということです。
本当に貴重な体験をさせていただきました。

言わずと知れた大谷石。
前回の深岩石同様に凝灰岩系の石で、耐火性があり比較的柔らく加工もしやすいことから、古くから建材としてもよく使われてきました。
ご近所を散歩すれば、大谷石の石塀など見かけるのではないかと思います。

大谷石2

上から覗くとこんな感じです。
高所恐怖症の方は足がすくんでしまうぐらいの高さですね。

大谷石5

この採掘場、縦方向に50mほど掘った後、横方向に掘り進めます。
これは横方向に掘り進んで採石しているところです。
採石方法ですが、今までの露天掘りと決定的に違うのは、垂直方向に切れ目を入れて切り出すというところ。
これを垣根掘りと言うそうです。
こんな洞窟のように薄暗く狭い空間での作業。非常に大変だということが容易に想像できます。

ちなみに、、、
地上から30~40mぐらいまでは売り物にならない層が続き、さらに深く掘ってようやくきれいな大谷石が採れるということです。

大谷石4

採掘場の底からこのようにワイヤーロープで吊るされ、地上へと運ばれます。
昔は1本1本、人間が背負って地上まで運んだそうです。
なんか拷問のようですね。。

ただ、報酬はもの凄く良かったようで、まだ手掘りだった昭和20年代頃は、当時の一般的な月給が2万円ぐらいだったのに対し、約10倍の20万円ぐらい貰えたそうです。
逆に言うと、それぐらいの報酬でなければやってられないぐらい大変な仕事だったということでしょうか?

大谷石1

地上へ戻ってきてほっと一息。
ちょっとだけあのチリ鉱山で閉じ込められた人たちの気持ちが分かったような気がしました。


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採石場巡り part2 ~深岩石~

深岩石2

前回の芦野石に引き続き、今回は深岩石のリポートです。

那須から鹿沼まで移動しまして、深岩石の採石場へ。
またもそびえ立つ岩の壁に圧倒されましたが、先程の芦野石の採掘場より全体的に白っぽく、雪山にいるぐらいの眩しさでした。
深岩石は大谷石と見た目がとても良く似ていて、見分けがつかないぐらいでした。

深岩石1

深岩石は大谷石と同じ成分で凝灰岩系の石ですが、大谷石よりも硬く耐久性に優れているのが特徴です。
また、吸湿性や耐火性にも優れていることから、昔から蔵などの建築材料としても使われてきました。
もちろん塀や玄関廻りの敷石としてもよく使われています。

採石方法は芦野石の時とほぼ同じですが、ここでは大きな円形のカッターのような機械でまずは縦に切り込みを入れていきます。
意外と低速でじわじわ切り込んでいきます。
深岩石8

次に下部にくさびを一定の間隔で数本打ち込みます。
深岩石3

そして職人さん二人でリズムよく、カンカン♪とハンマーでくさびを打ち込んでいきます。
なかなか息の合った作業です。
深岩石4

最後に鉄の棒のようなもので石を起こすと、ポロッと地面から剥がれます。
深岩石5

青くなっている部分を青目といい、水分を含むとこのようにきれいなブルーになります。
乾くとだんだん白っぽくなりますが、濡らすとまた青っぽくなります。
ちなみに、白い部分は白目といい、青目より取れる量は少ないということです。
深岩石6

これは原石をきれいにして薄く加工したものです。厚さは3cmぐらいでしょうか?
大きさは前回芦野石の時にお話ししたサイズ通り、300×900mmです。
やはりこれが規格サイズなんですね。
深岩石7

もし600×900角などの大きいサイズの石が欲しい場合、不可能ではないですが、やはり切り出しの難しさなどでコストは何倍もかかるでしょうし、何より石屋さんとの人間関係やつき合いが大切になってきます。
現地に足を運び、そこで実際働いている人とコミュニケーションをとり信頼を深めていく中で、ある程度の無理も聞いてもらえたりするのではないでしょうか。

ただカタログを見て注文するだけでは、そのような関係は築けませんね。

このような産地に来て切り出されたきれいな石を間近に見ると、自分がこれから設計する建物でも是非使ってみたい!と思ってしまいます。


設計 福一

採石場巡り part1 ~芦野石~

芦野石5

初夏の陽気になったり、そうかと思えば急に涼しくなったり。寒暖の差が激しい今日このごろですが、体調など崩されていませんでしょうか?


さて、建築の設計では、様々な素材をその特徴や性質を活かして適材適所使うことが大切ですが、その素材がどのように生産されているか、実際その現場を見ることは少ないと思います。
通常はカタログやカットサンプル等で見て、机上で選ぶぐらいではないでしょうか?
生産現場へ行き、自分の目で見て、手で触って体感することで、よりリアリティのある設計だったり建主さんへのプレゼンだったりが可能になるのではないかと思います。

そこで今回は、昨年からお世話になっている家づくり学校の方達と一緒に石の産地へ行ってまいりましたので、そのレポートをしてみたいと思います。


訪れたのは、栃木県の芦野石・深岩石・大谷石、3カ所の採掘場。

最初に訪れたのは那須にある芦野石採石場です。

芦野石というのは、栃木県の那須地方で産出する安山岩系の石で、耐久性があり加工もしやすいので、古くからお城の石垣や灯篭などにも使われてきました。
また、コンクリートとの相性も良く接着しやすかったり、吸水性が良いなどの特徴があります。

採石場には初めて行きましたが、まるで何かの遺跡のような感じで、切り立った石の壁の迫力に圧倒されました。
インディー・ジョーンズの世界ですね。
芦野石1

石の採掘方法ですが、
まずこのチェーンソーのような機械で縦方向に切込みを入れます。
芦野石2

続いてその隙間にくさびをセット
芦野石3

これをハンマーで打ち込むと石がポロッと手前に剥がれます。


そして切り出した原石を綺麗に機械で仕上げるとこのようになります。
ちょっとコンクリートっぽい風合いですね。
芦野石4

切り出す大きさは通常300×900mmが標準で、これより大きいサイズは採石作業上なかなか難しいそうです。
また、運搬上もこの大きさが効率のよい大きさのようで、いろいろと理にかなっていることにとても感心いたしました。
よく設計をしていて、「もっと大きなサイズのものはないだろうか?」とカタログなどを見ながら思うことがありますが、このような採石の現場の状況を知っておくと、無理なサイズで設計したりオーダーしたりということもなくなりますね。

石の山は当然のことながら自然の産物なので、ひび割れている部分などもところどころあり、1日採石をして1本も商品になるものが切り出せない場合もあるようでとても驚きました。
埋蔵量はそれなりにあるようですが、経営的にも厳しく、またなかなか若い働き手もいないようで、採石業者も減ってきているということ。
中国など、海外からの安い輸入物も多く出回っていて、さらに厳しい状況に追い込まれているようです。

このような身近で質の良い日本産の石を建築資材としていつまでも使えるよう、我々も設計の中でどのようにして取り入れられるか、考えてみたいと思います。


設計 福一

建物見学~東野高等学校~

higasino1

先週末、家づくり学校の皆さんと一緒に埼玉県入間市にある東野高校へ建築見学に行ってきました。
ちょうどこの日は文化祭が開催されていて、校内はとても賑やか。建物見学をするには少々不向きな日でしたが。。

この高校は1984年、建築家クリストファー・アレグサンダー設計。
家づくり学校校長の泉先生は当時この学校のプロジェクトに関わっていたということで、校内を回りながらいろいろと説明してくれました。

higasino4

この学校の敷地には、教室・体育館・講堂・食堂などの施設が建物群として散らばっています。
建物が入り組んでいて、迷路のような感じもあり、また小さな村を歩いているような感じもあり、楽しくそしてなんだか不思議な空間でした。
アレグサンダーは設計当時、この広大な敷地に竹竿を立てて印をつけ、ひとつひとつ建物の見え方や配置を検討していったということです。
明らかに通常の高校の校舎にはない形式で成り立っていて、竣工後いろいろと議論の対象になったようですが、確かに賛否両論ある建物だと思いました。

higasino2

デザイン的なところは好き嫌いあるので何とも言えないけれど、どう考えても「高校」にしては異様な感じです。
ただ、全体として見るとあまり違和感がないのが不思議でしたが。。
またいろいろな部屋が建物で分かれているので、雨の日などいちいち外へ出て目的の建物まで行かなくてはならないことを考えると、使い勝手としてはかなり不便??と感じました。
特に食堂などは池を挟んだ丘の上にあるので、そこまで行くのに面倒な日もあるのでは?なんて思ったりもしましたが。。

ただ、それも含めて普段の学校生活としてはとても楽しそうな気がします。
私のように普通の県立高校に通っていた者にとっては、通常こんな校舎はありえないので、少し羨ましい感じもしました。

higasino3

建物見学はやっぱり楽しいですね。もちろん勉強になりますし。
まだちょっと暑いですが、これからいい季節になってくるので、またいろんな建物を見て回りたいですね。

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